ナーヴギアとアミュスフィアの仕組み
- HOME >
- ナーヴギアとアミュスフィアの仕組み
ナーヴギアの内部に存在する多数の信号素子が同時に機能することで、頭をすっぽり覆う微弱な電界を作り出します
その電界はそれぞれ、触覚は延髄、味覚と聴覚は脳橋、視覚は視床、嗅覚は脳幹とリンクし、その部位に電気信号を送り込むことでリンクした五感に対応する情報が脳に伝わり、実際に体感しているような状態になります 現実は感覚器官を通して伝わった信号を処理し脳が再現するわけで、この方法はその信号をナーヴギアから送られてくる信号に置き換えるだけですので、実質変わりはありません
そして脳から送られてくる《身体を能動的に動かす》信号のみを延髄部分のパッドが回収し、アバターにその電気信号の命令と同じ働きをさせるデジタルデータへと変換しアバターに送っています
なお、これはフルダイブしている人が失神している状態と同じですので、外部から一定を超える刺激、もしくは生理的現象に基づく下半身からの信号が発せられたときのみ、セーフティが働きログアウトさせます
内部の電磁パルスを減らし作り出す磁界を弱め、過度なマイクロウェーブを発生できなくし、同時に水分低下による脳波異常、心拍数過剰、外部からの刺激などナーヴギアよりはるかに多くの要因によって自動カットオフが働くように改良されたVR機器です
セキュリティセンターとの提携でピッキングなど不正に施錠が解除された場合にもセーフティが働くようにしている人もいるようです
しかし内部の信号素子が少なく作り出せる磁界が弱いため、ナーヴギアのようなクリアな五感のやり取りができないようになっています
アミュスフィアがナーヴギアの劣化版ということですね。